Phantasm: 単語を覚えたい
もう単語なんて覚える気がない文法ギークのために。
単語を覚えたい
ロシア語の単語は長いし発音しづらいし馴染みがないし…と、なかなか覚えづらいですね。
ただ意外と英語からの類推が効くものもあったりします。
вода(水)はwaterと親近感ありますし、нос(鼻)はnoseと似ています。
日本語に入ってきたロシア語もあります。
例えばнорма(ノルマ)だったり、инра(イクラ:意味は「魚卵」)です。あとインテリもそうか。
ちなみに日本語からロシア語に輸出された単語も少しあります。だいたいは「суши」(寿司)や「цунами」(津波)などよくありがちな国際語ですが、一つ面白いのを挙げておきましょう。
(形容詞) няшный (名詞) няшка
「にゃーしゅにー」「にゃーしゅか」です。意味は「にゃしい」。
…別に睦月ちゃんを出すまでもなく、ふつうに「(にゃーにゃー言ってる女の子みたいに)かわいい」という意味ですね。няшкаという名詞形はそういう女の子のことを指します(場合によっては美少年を指したりも…)。
日本の二次元作品から取り入れられ、ネット世界でかなり広まったスラングですので、使いどころには注意しましょう(インフォーマルな言葉)。
…もっと「にゃしい」が増えるといいにゃしい。
単語
звезда́
Кто мы друг другу? Звёзд сияние
И не страшны нам никакие расстояния
И не страшны нам никакие расстояния
2つ重なるのってどうすればいいの
Оттает
солнце
第1課の単語 補足
- дом(家)は英語の「domestic」などと同じ語源。一軒家やアパート全体を指す(アパート1室はкварти́ра)。
- вотは近くのものを指して「ほらここに~」と指し示す言葉(副詞)。遠くを指して「ほらあそこに~」はвон。Вот здесь. / Вон там. (ほらここにあります/ほらあそこにあります)のフレーズで覚えましょ。
- и は英語のandと同じようにふるまう。文も単語もつなげる。
ただし и…и… で「…も…も」という意味になったりもする。 - мамаとпапаは確かに「ママ」「パパ」(親しみを込めた言い方)だが、別に大人になっても使う。フォーマルに言いたいときにはそれぞれмать、отецを使う。
例:祖国の母が呼んでいる! Родина-мать зовёт ! ※「祖国の母(родина-мать)」という概念は頻繁に出てくるので覚えておいてもいいかもしれません。
- столが机、стулがイス。おしゃれなイスを「スツール」と言ったりもするよね。
※複数形になると、столы́(アクセント移動)、сту́лья(-ья形) となるので注意。 - 窓はあくのー(окно) 窓おおくない(окна)?
第2課の単語 補足
- юмор:ユーモア。humorを音写したもの。
- ёлка:モミの木、クリスマスツリー。
- сахар:さとう。もとはアラビア語のシューハル?
- язык:「イジーク」くらい。「舌」とか「言語」とか。英語のtongue
- тема:テーマ。
- тётка:тётяの指小形。-каとか-шкаとか-чкаをつけていればなんとなくかわいくなる。
- дети:「子供」の複数形。単数形はребёнок。単数と複数が大きく違う名詞なので注意。
- день:day
- семь:7
- мясо:肉
- место:場所、席
- рядом:となりに(副詞)
- рюмка:ブランデーグラス
- июнь:June(ロシア語は月の名前は小文字で始める)
- июль:July
- весь:all(形容詞)
- пять:5
- брат:弟
- брать:take
- Волга:ヴォルガ川。
- Ольга:オリガ(人名)。攻殻機動隊の歌を歌ったりしてた人。
- самовар:サモワール。お湯を沸かす装置。само-が「自分で/自動で」という意味。「自分で/自動でゆでる」、つまり「自動で沸く」という意味になる。ほかにもсамолёт:自分で飛ぶ=飛行機 など。
- словарь:辞書。男性。
- студент:大学生。英語のstudentとは守備範囲が若干異なる。ロシア語で小学生~高校生は「школьник」
第3課の単語 補足
- царь:ツァーリ。ロシアの皇帝。
- цветокは「花」。цветは「色」ね。そこらへん系列をたどっていくと、カチューシャの最初の「Расцветали」に行きつきますね。
- почта:郵便局
- дело:仕事/ものごと。あいさつの「Как дела ?」(How are you? )のделаはделоの複数形。
そういえば、ソ連国歌にも「На правое дело он поднял народы」(レーニンは人々を偉業へと導いた)とありますね。 - ветерが「風」、вечерが「夕方」です。この2つはどちらも「ヴェーチェル」に聞こえますが、「те」の「チェ」は口を横に引っ張って発音するのに対し、「че」の「チェ」は口をやや丸めて発音します。
- Англияはイングランド。英国全体はБритания。
- Америкаはアメリカ大陸全体を指すことがふつう。USAと言いたいときにはСША(スシャー)。Соепинянные Штаты Америки かな。(United States of Americaをそのまま訳しただけ)
- Китайは中国のこと。ロシアから見れば中国方面にいた「契丹」のことを指しているのではないかという話もあったり。
- Новосибирск(ノヴォシビルスク)はНовый(新しい)の語幹+Сибирь(シベリア;女性名詞)+ск 。「ニューシベリア市」みたいな感じ。
- Владивосток(ウラジオストク)は「владе́ть」(支配する)+「восток」(東)。※Владимир(ウラジミール)の語源には諸説あり。
- Нева(ネヴァ川)の河口にピョートル大帝が作ったのがサンクトペテルブルク。
- ドナウ川など「ド」が付く川が多いのは、スキタイ人あたりの言語で「ドン」=「水」だったから??
- Чеховは短編集・戯曲などで知られる。ひげがちゃんとしてるおっさん。
- レーニンの父称「Ильич」は父称にしてはめずらしくвичで終わらない。Илья(イリヤ。もとは旧約聖書の人物。ドブルィニャと並ぶロシア古典英雄の一人「イリヤ・ムーロメツ」という人物もいたりする。
あと某魔法少女) - Плисецкаяはバレリーナらしい。知りませんでした。
- 19号館の「レーニン教育棟」は「トレーニング棟」に由来してたのね。