Practice 会話・コミュニケーション
日常生活で使えるかもしれない表現など。
普段からロシア語を使って、かっこいい(大学)一年生になろう!
自己紹介
ロシア語は自己紹介で使う文法が極めて難しい言語ですね。
(1) 自分の名前を言おう
まず「私の名前は…です」と言いたければ、(別にМоё имя…と言ってもいいのですが)ふつうは
Меня зовут…
と言います。(対格 acc.)+ зовут + 名前 です。
Меняは対格(acc.)、зовутはзвать(call)の3人称複数現在形なので、これ不定人称文ですね。
英語に直すと、They [People] call me ... と言っているわけです。ひぇぇ。
質問するときは、Как (対格) зовут ? ですね。
相手の名前を聞いたら、「Очень приятно」(はじめまして/よろしく)といいましょう
(2) 自分の年齢を言おう
(与格 dat.)+数字+год
となります。
・私は18歳です: Мне 18 [восемнадцать] лет.
・彼女は21歳です: Ей 21 год.
・彼は22歳です: Ему 22 года.
※годの変化に注意しましょう。
年齢を質問するときには、Сколько + (与格) + лет. ですね。
人名と愛称
ロシア語の名前は、名(имя)+父称(отчество)+ 姓(фамилия)から成ります。
※名前を書くときは、名→父称→姓 の順番でも、姓→名→父称 の順番でもどちらでもいいですが、名のあとに父称が必ず来ます。
敬称として呼ぶときには「名+父称」で呼び、親称として呼ぶときには、「名前を愛称にしたもの」で呼びます。名前単体で呼ぶと少し中途半端なのかな?
外国人は父称がないので、Mr.にあたる表現(господи́н)を使ったりもします。
父称はその人の父の名前を用いて作ります。だいたい-вич(男性につく父称)とか-вна(女性につく父称)とかで終わります。父がいない場合は、母の父(祖父)の名前をつけますが、まぁだれでもいいですね。
姓は男性なら男性名詞、女性なら女性名詞になるように語尾が少し変わります。
愛称はいろいろ作り方があるみたいです。だいたい「シャ」とか「ニャ」とか「ニカ」とかで終わります。指小形みたいですね。
あいさつ
<こんにちは 系>
- Здравствуйте:「こんにちは」。改まったどこでも使える挨拶です。「здра́вствовать」(栄える)という動詞の丁寧な(выに対する)命令形ですから、「栄あらんことを!」と言っているのです。
- ちなみに、親戚の表現として「Да здравствует~」(~に栄光あれ、~万歳)という古めかしい表現があります。そうです。ソ連国歌にも「Да здравствует созданный волей народов」として出てきますね。
- Здравствуй:こちらはтыに対する命令形ですね。意味はやはり「こんにちは!」ですが少し軽くなります。
- Здрасьте:「ズドラーストヴィー(チェ)」が長いし言いにくいので、こんな風に「ズドラースチェ」と略した言い方もあります。「こんちゃ!」くらいのノリですね。
- Привет:友達同士で使います。「ри」のところ、巻き舌はしなくてOK。
<さようなら 系>
- До свидания:「さようなら」。こちらはフォーマルでどこでも使える挨拶です。
「ピロシキー」の代わりに言うべき表現ですね - Пока:приветを言うくらいの間柄に対応します。「パカパカー」と2回繰り返すこともあります。「ばいばい!」ですね。
<感謝・謝罪 系>
- Спасибо:「ありがとう」の最も一般的な形です。響ちゃんが言ってるやつです。「си」は「スィ」くらい。「シ」とは少し違うので気を付けましょう。強調したければ「большое спасибо」です。※оченьは副詞なのでспасибоを修飾できません。
- Пожалуйста:「どういたしまして」や「please」(お願いします / 命令形を和らげる) などいくつか意味があります。発音は「уй」のところが「ы」になって、「ぱじゃーるすた」くらいです。
イントネーション
東外大の言語モジュールさまさま
https://www.coelang.tufs.ac.jp/mt/ru/pmod/practical/02-01-01.php
これみればOK